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0311壱服庵solo [バンド]

庵主もすっかり元気なご様子。
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三寒四温とは言うけど急に寒くなったこの週末、壱服庵でのソロ・ライブをやりました。今回は珍しく旧知の方々数人にお声をかけましたところ、3人の方が寒い中来ていただきました。中には20年ぶりに再会できた人もいて懐かしかったです。年賀状であいさつを交わすだけで中々会えずにいる方も多いのですが、こうやって会う機会が持てるといいものだなあ、と改めて思った次第です。これに味をしめて?迷惑かなと思わずにもっといろいろな人にお声をかけてもいいかな、と思っておりますw
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この日は元の職場でも翌日から地獄の三日間が待っている日でしたので、さすがに無理だったのでしょう。私自身もそんな日にわざわざ出かけていこうとは思わなかったでしょうから。この夜来られた方々はすでにリタイアされて悠々自適?の方々のようでしたが、伊丹時代の方、西宮時代の方、と別々の職場だったにも関わらず、そこは意外と狭い世界、どこかでご一緒だったりと、意外とお客さん同士のつながりがあって、さながら「異所同窓会」の趣があり、面白かったです。

また、この日は奇しくも3.11の金曜日ということで、朝から追悼番組がずっと流されていました。ライブの中でも少し触れたいなと思って選んだ曲が、バンジョーマン Derroll Adams が63年に発表した " Portland Town " という歌です。私はこの歌を高校生の時にジョーン・バエズの歌で知りました。フォークギターを始めたころの練習曲でもあったのを覚えています。当時ベトナム戦争に徴兵されて命を失った若者の親の立場から淡々と歌われた反戦歌でした。震災とは直接関係ないように見えるかもしれませんが、天災である震災も防災の観点で言えば政治的な要素を持っており、ましてや原発の事故については極めて政治的な失策のために無辜の命が奪われた点では同質の部分があると思われます。美しい町ポートランドで平凡に結婚し、3人の子供を育てていただけなのに、どうしてその命を奪われなければいけないのか、という静かな憤りは、50年後の今も歌い続けられなければならないのだと、思いを新たにしました。
マリリンを背に珍しく笑顔。
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来月は4月22日(金)ですのでよろしくお願いします。

SET LIST
mp3はディランの「アイ・シャル・ビー・リリースト」

ALL MY LOVING
PEACH PICKIN' TIME IN GEORGIA
Portland Town
TENNESSEE WALTZ
Four Strong Winds
CITY OF NEW ORLEANS

A PLACE IN THE SUN
LAST THING ON MY MIND
最後のワルツ・・・The last waltz・・
I Can't Help It (自作の訳詩で)
22才の別れ
I SHALL BE RELEASED

STAND BY ME ( encore )
お客さんに歌唱指導して?コーラスしていただきました。

<追記>今回も来てくれたバンドのBs のY川君がFBに動画を三つもあげてくれました。あな恥ずかし。
Y川君有難うね♪




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