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1220「雪彦山」登山@姫路市夢前町 [山歩き]

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途中の「展望岩」から見上げた「雪彦山」。どうもここに登ったらしいw

今年最後の山歩きになるかもと思って、以前から上級なので無理かなと忌避していた「雪彦山(せっぴこさん)」に挑戦してみようと思い立った。前の晩ライブだったので少々出遅れ、登山口の駐車場(姫路市夢前町山之内戊562-14)に着いたのは10時半過ぎ。11時前の出発となった。
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「雪彦山」は「洞ケ岳」(811m)、「鉾立山」(950m)、「三辻山」(915m)の総称らしく、三角点があるのは「三辻山」らしいが登山者たちの中では「洞ケ岳」=「雪彦山」と受け止められているらしく、「洞ケ岳」の峰のひとつである「大天井岳」が今回登った「雪彦山」である。なんだかややこしいのう。

3時間の行程なのに上級って、なんだか岩をよじ登る感じかな、と思っていたら予想通りで、登山口からいきなり急登の連続で、ほとんど両手も使って登っていったような。
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スキーで言えば今まで25度の斜面をゆったり滑っていたら、いきなり35度の壁に連れてこられた感じ。今回はステッキ使わないかもとひらめいて、縮めてリュックに入れておいたのは正解。11時半過ぎに「展望岩」に着く。
「展望岩」の石畳。
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「雪彦山」のズーム。高いのが「大天井岳」右が「不行岳」。
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しばらく登っていると、前方の木にペイントが。よく見ると、
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これに励まされる人もいるらしいが。これは別として全山マーカー等で細かく指示があり、助けられる。
ここを過ぎると岩場だらけに。この岩もマーカーと鎖がなかったら、「ここ登るの?」という感じ。
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12:40「出雲岩」到着。
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どれがその岩?と見回してふと上を見ると、オーバー・ハングして迫ってくる巨岩が。クリックして大きくして見てね。
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岩肌をよく見ると金属のリングがあちこちに打ち込んである。ハーケンというのかな。異次元の登山を垣間見た気がしたことであったよw
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どこかモアイ像にも見える岩。
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「出雲岩」を過ぎると岩場だらけで、こんな鎖場がいくつも。
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「セリ岩」という女性でもリュックを下ろさないとすり抜けられない岩の割れ目。
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本当に細い。
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が、何とか抜けられた。まだまだ捨てたもんじゃない?
そこを過ぎると「馬の背」という細い岩場を抜け、最後の壁に。
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鎖を手に登りかけたが、次の足をどこに置こうかと考えあぐねていると、上から下りてきたおっちゃんのグループがそれを見て「最初の一歩が違うんや。ちゃんと足のかかるところを見定めんと」とアドバイスしてくれて、その通りにすると登れた。「先達はあらまほしきかな」であるが、こちらが山に無知とも言えるw

当然そこの写真は撮れなかったが、その壁を越えて少し行くといきなり「大天井岳」の山頂に出てびっくり。
13:50「大天井岳」の山頂。
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山頂からの展望。遠くに見えるのは六甲連山?
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さて下山である。奥の最高峰まで縦走するのは時間的にも体力的にも無理なので、一目散に下山路へ。これがまた鎖場ありロープありの急峻な道で、途中「地蔵岳」に立ち寄ることもせず、ひたすら下りた。途中でお腹はぐるぐるいうし…、大変。ふと声が聞こえるので見回すと、対岸の岸壁をクライミングしている人たちが。
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すり抜けた「地蔵岳」を横から。
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ここをクライミングする人もいるようですな。

谷に到着。「虹の滝」はちょっと水量が少なかった?
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谷を渡り、急坂を少し登るとあとは川沿いの下山路だが、膝の上の筋肉が痛くなって、夏の大山登山の下り状態になってひょこひょこ歩きにww
対岸から見た「地蔵岳」。
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途中渓流歩きもあったりして、変化があり楽しいのだが、マーカーを頼りにひたすら歩く。
「出合」あたりの滝。
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このあたりで次第に暗くなり、先を急ぐ。ふと思い出してリュックをまさぐると、懐中電灯が。
装備は大事ですな、といつもの終わりごろの感想。全く懲りないことであったよ。
17:20すっかり暗くなった登山口に。車は一台しか残っていなかったw
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この日は私の3日遅れの誕生日祝い兼クリスマスディナーで、娘も来るので帰りを急いだ。渋滞も思ったほどひどくはなくて、19:15なんとか家に Slip in 。

今の体力にはちょっと荷の重い今回の登山であったが、なんとか登れたのはうれしい限り。早出さえすれば、「登った山は必ず下りねばならぬ」のでいやでも頑張る、とういう点でめんどくさがりの自分には案外向いているのかも、とつくづく思ったことであったよ。

行程図(webからいただきました)
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