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なんちゃって登山vol.18@岩湧山(大阪・奥河内) [山歩き]

「岩湧山」のススキ。
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TVで「生石高原(おいしこうげん・和歌山)」のススキを紹介していたので、行ってみようかなと思ったが、ちょっと遠そうだったので、その手前の「岩湧山(いわわきさん)」に登ることにした。「クルマで行く山歩き」にも載っていて、何年か前に旅の帰りに立ち寄ったはずなのだが、その時は岩湧寺まで行って引き返したようだ。夏休み中だったのでススキのシーズンじゃなかったからかも知れない。

ススキの草原で有名なものは、去年の秋行った「砥峰高原(とのみねこうげん・兵庫県神崎郡神河町)」や、その前に二度ばかり行った「曽爾高原(そにこうげん・奈良県宇陀郡曽爾村)」などがあり、それぞれにすばらしかったが、今回は山を登りきった山頂(標高897.7m)にあるので、登りきらないと見ることが出来ないという点が異なる。実は登り始めるまで標高差500mの登山とは思っていなかったのだが…。

9時に出発して、湾岸線・泉北道・R310(高野街道)を走り、河内長野市あたりで「岩湧寺」に向かう府道に入る。途中で道が急に細くなり、注意が必要だ。10:30には岩湧寺への参道「いにしえの道」の入り口の駐車場に着いた。いくつかある駐車場はほぼ満杯だったが、道路にはみ出るというほどではなかった。
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「いにしえの道」入り口。
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渓流沿いに石畳の道が続く。
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滝が三つあった。
「行者の滝」。
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「千手の滝」。
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「不動の滝」。
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たくましくそそり立つ岩。
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この辺りには「シュウカイドウ(秋海棠)」というベゴニア科の花の群落があった。秋の彼岸の頃に咲くのでお供え用に植えたものが野生化したのだという。
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雄花。
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雌花。
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更に少し登ると「岩湧寺」が。
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そこから少し下がったところに岩湧の森の休憩施設「四季彩館」がある。
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広いウッド・デッキを持つ立派な施設だが、あると思っていた食堂はもちろん、自販機もなかった(ちょっと離れたキャンプ場に一台ある)。来る途中の「すき家」で朝食を食べただけで、おにぎりも買ってなかったのでがっくり。結局下山し、街中に出るまで食事にはありつけなかった(泣)。

さて、気を取り直して「岩湧寺」の少し上の登山口から山に入る。写真を撮ったりステッキの先を落として探したりしていたので、既に12時を過ぎていた。いきなり分岐があり、右が急登の「きゅうざかの道」で左が迂回路の「いわわきの道」。ガイドブックは下りに急登を薦めていたが、考えた上逆にした。まだまだ下りは苦手なのでw
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確かに休むところもなく急登が続いたが、何とか登ることが出来た。
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13:30やっと尾根道に出た。
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ここは「ダイヤモンドトレール」といって、大阪環状自然歩道の一部になっている。電車で来る人は河内長野市からバスに乗り「滝畑ダムバス停」~「岩湧山」~「紀見峠駅」へと縦走するコースがあり、なかなか良さそうだった。
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そこから15分ほど尾根伝いに歩くと、山頂のススキ草原の入り口に着く。
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まっすぐ登ろうかと思ったが、右手のほうから家族連れが現れたので、入ってみた。横からの方が全貌が見えるかなと思ったからで、道は途中で途切れて引き返したが草原の眺めは予想通りの迫力であった。
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14:20山頂到着。
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山頂からは大阪湾から六甲の山々、淡路島までぐるりと見渡せる大パノラマであった。
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頂上で見た可愛いワンコ。
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下りは尾根道の「ダイヤモンドトレール」「いわわきの道」「ぎょうじゃの道」と登りとは違う道を通ってみた。「岩湧の森 七つ道」といってコースが色々あるのがよい。
「ぎょうじゃの道」にあった名もない滝。
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また、ところどころに自撮り用のカメラ台があるのでびっくり。
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試しに撮った一枚。
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岩湧の森の花々。
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17:30にやっと車のあるところにたどり着き、帰りの街道沿いの「王将」で食事を摂ったのが6時半ごろ。帰ってからは何も食べずに寝たので、体重はずいぶん減ったんじゃないか、と思ったが変わっていなかったのが何よりも悲しいことであったよ。


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