なんちゃって登山vol.17@七種山(兵庫・福崎) [山歩き]
七種山(なぐさやま)はあなどれぬ!
大山に登ってから2週間、そろそろ近場で手軽な山でリハビリを、と思って播磨の方面の山を探した。姫路のあたりは低い山が点在しているのかな、と思っていたが、少し北へ行くとけっこう高い山がある。七種山も標高は683mであるが、登山コースの標高差は500mを越えるので、そんなに楽に登れる山ではない。
すぐ近くに標高は884mの雪彦山(せっぴこさん)があるが、歩行時間3時間足らずなのに上級者向けとあり、きっとロッククライミングのような急登だらけなんだろうな、と想像されるので相当先の目標にせざるべからず、と思ったことだw
福崎ICから少し北に走ったところにある「青少年野外活動センター」に着いたのが9時過ぎ。
前の美しい池(七種池とも田口奥池とも)。
9:30出発。駐車場にはきっちりと装備した山レディ二人組が。どうも七種槍まで縦走したらしい(4時半に帰ったときまだ車があったから)。縦走には重装備が必要ってことだね。ここから作門寺山門まではアスファルトの道。
途中で見かけた花々。
作門寺旧山門。ここにも駐車場があった。
ここから七種神社鳥居前までもかなり細いが舗装路になっている。
途中に小さな滝がいくつもあった、その中の二つ。
弁慶のこぎり岩。右下の亀裂がそうらしい。
着実な歩行の山レディ二人組(いきなり追い越されちょるw)。
10:30七種神社鳥居前に到着。太鼓橋の向こうに滝が。でもこれは七種滝ではなく「虹ヶ滝」。
さあ、ここからが本当の登山道である。流紋岩の岩盤がいたるところに露出していて、しかも急登。こんなはずでは、という思いが頭をよぎる。八龍滝(省略)を過ぎてしばらく登ると、七種山のハイライトの一つ「七種の滝」が姿を現した。
落差77mの滝を下から見上げるとなかなかの迫力であった。雨が少ないとただの岩壁だそうだが、この日はほどよく水が落ちていた。滝を中ほどから見ることの出来る位置にある「七種神社」。
神社の左手、滝の右手を滝の源流に向かって登るので、当然急登である。このような手がかりのなさそうな壁がいたるところにあり、所々ロープもある。
12:30やっと頂上の手前の展望台に着いた。展望台からの景色。下に見える峰は「薬師峯」か?
道端にあった美しい花、でなく葉。
12:50七種山頂到着。
山頂のすぐ下に「つなぎ岩」という大きな岩があるが、山頂にぶら下がったようになっており、足を滑らせると崖下に滑落しそうな所で、高所恐怖症の私には耐えられない場所であった。大きな岩が二つに割れており、それがまたクレバスのように深く…。今思い出してもお尻のあたりがゾワゾワするww
「つなぎ岩」に下りる(落ちる?)道。
ここから尾根渡りをして「七種槍」へと縦走するコースが「中級」だそうだが、「初級」で結構!!と、とっとと来た道を引き返すことにした。
帰ってからネットで見ると、2年前ぐらいに20名ぐらいで縦走していたクルーの女性(50代)が尾根道で滑落して命を落とされたという記事があった。今回無理して縦走しなかったのは正解だったなと思うと同時に、ちょっと山登りを軽く見がちになっている自分が反省させられたことであったよ。
でも、48滝とも言われる滝の数々は見所が多かったなあ、と超充実の山歩きでもあった。
七種滝の動画。
P.S. 9月4日にアクセス数が60000に到達しました。いつもお読みいただき有難うございます。
大山に登ってから2週間、そろそろ近場で手軽な山でリハビリを、と思って播磨の方面の山を探した。姫路のあたりは低い山が点在しているのかな、と思っていたが、少し北へ行くとけっこう高い山がある。七種山も標高は683mであるが、登山コースの標高差は500mを越えるので、そんなに楽に登れる山ではない。
すぐ近くに標高は884mの雪彦山(せっぴこさん)があるが、歩行時間3時間足らずなのに上級者向けとあり、きっとロッククライミングのような急登だらけなんだろうな、と想像されるので相当先の目標にせざるべからず、と思ったことだw
福崎ICから少し北に走ったところにある「青少年野外活動センター」に着いたのが9時過ぎ。
前の美しい池(七種池とも田口奥池とも)。
9:30出発。駐車場にはきっちりと装備した山レディ二人組が。どうも七種槍まで縦走したらしい(4時半に帰ったときまだ車があったから)。縦走には重装備が必要ってことだね。ここから作門寺山門まではアスファルトの道。
途中で見かけた花々。
作門寺旧山門。ここにも駐車場があった。
ここから七種神社鳥居前までもかなり細いが舗装路になっている。
途中に小さな滝がいくつもあった、その中の二つ。
弁慶のこぎり岩。右下の亀裂がそうらしい。
着実な歩行の山レディ二人組(いきなり追い越されちょるw)。
10:30七種神社鳥居前に到着。太鼓橋の向こうに滝が。でもこれは七種滝ではなく「虹ヶ滝」。
さあ、ここからが本当の登山道である。流紋岩の岩盤がいたるところに露出していて、しかも急登。こんなはずでは、という思いが頭をよぎる。八龍滝(省略)を過ぎてしばらく登ると、七種山のハイライトの一つ「七種の滝」が姿を現した。
落差77mの滝を下から見上げるとなかなかの迫力であった。雨が少ないとただの岩壁だそうだが、この日はほどよく水が落ちていた。滝を中ほどから見ることの出来る位置にある「七種神社」。
神社の左手、滝の右手を滝の源流に向かって登るので、当然急登である。このような手がかりのなさそうな壁がいたるところにあり、所々ロープもある。
12:30やっと頂上の手前の展望台に着いた。展望台からの景色。下に見える峰は「薬師峯」か?
道端にあった美しい花、でなく葉。
12:50七種山頂到着。
山頂のすぐ下に「つなぎ岩」という大きな岩があるが、山頂にぶら下がったようになっており、足を滑らせると崖下に滑落しそうな所で、高所恐怖症の私には耐えられない場所であった。大きな岩が二つに割れており、それがまたクレバスのように深く…。今思い出してもお尻のあたりがゾワゾワするww
「つなぎ岩」に下りる(落ちる?)道。
ここから尾根渡りをして「七種槍」へと縦走するコースが「中級」だそうだが、「初級」で結構!!と、とっとと来た道を引き返すことにした。
帰ってからネットで見ると、2年前ぐらいに20名ぐらいで縦走していたクルーの女性(50代)が尾根道で滑落して命を落とされたという記事があった。今回無理して縦走しなかったのは正解だったなと思うと同時に、ちょっと山登りを軽く見がちになっている自分が反省させられたことであったよ。
でも、48滝とも言われる滝の数々は見所が多かったなあ、と超充実の山歩きでもあった。
七種滝の動画。
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P.S. 9月4日にアクセス数が60000に到達しました。いつもお読みいただき有難うございます。
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