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お盆帰省@隠岐 [旅日記]

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8月11日(月)
前日の台風直撃で、各地に被害が出ているかも知れないのに、道路が混むかもしれないからという程度の認識で、少し早めに(7時半ごろ)家を出た。中国縦貫に乗るつもりで六甲山トンネルに入ったが、出てすぐのところで通行止めに。よくわからないが六甲北有料道路へ抜けることは出来ないようで、大池のほうに誘導された。箕谷に向かう県道はかなり混んでいたが他に行きようもない。これではフェリーに間に合わないぞ、と思いながら考えをめぐらせた。R428で吉川インターに行けるが、かなりの山道で、下手すると通行止めかも、阪神高速は?などと迷った末、箕谷~呑吐ダムと走って山陽自動車道の三木東ICに入り、姫路東で播但自動車道から中国縦貫という、トリッキーなコースを考えた。ダメもとであったが結果オーライで、12時には米子に着き、昼食をとることが出来た。写真は1時過ぎの穏やかな七類港。
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二日続けて船が欠航していたので、どれだけ混むかと恐れていたが、船室でも何とか横になることができた。朝の便はこんなもんじゃなかったろうな、波も2.5mまでおさまったし、紙一重のところでラッキーが続いた(今年の運を使い果たした?)。船のデッキから撮った隠岐遠景。
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8月12日(火)
朝早く墓の掃除をした。5月に母の一周忌を終え、初盆も昨夏済ませたので、お盆といっても特別な行事はないが、住む者がいなくなり、家と墓の管理を今後どうするかはなかなか難題である。ニュースでも日本各地の無縁墓が問題になっていたが他所事ではない。それは明日考えよう(風とともに去りぬ)ということで、午後にかけて親戚回りをした。その途中で今まで知らなかったローソク島の展望台を見つけて行ったのが下の写真。どのパンフにも載っていない写真ではある。
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前日は時化のせいでほとんど魚は売っていなかったが、この日は隠岐の夏には欠かせないシイラが店頭に出ていた。この魚は沖縄辺りから夏に北上してくるが、傷みが早いので都会のスーパーでは刺身用では売っていない。見掛けはグロテスクだが身は淡白でおいしい。夏の隠岐では半身とかで買って食べている。アワビも大きいのが安かったのでちょっと奮発した。少しだけ贅沢な夕食。
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13・14と曇ったり雨が降ったりする中、墓参りをしご先祖をお迎えして、15日に関西へ帰ってきた。実家はまたしばらく空き家になるので、その始末も大変である。今回の帰省で改めて印象を強くしたのは、自分のように都会に出てしまって「帰りたい、帰れない」とつぶやいている者を尻目に、隠岐で頑張っている従兄弟たちであった。ヒロちゃんは無農薬(低農薬)の米や野菜を作っているし(少し分けていただいた)、カズちゃんは「ローソク島藻塩(隠岐ウェブ商店街etc.で入手できる)」を作っている(お土産に25個買った)。またコウちゃん親子は黒曜石の細工をずっとやっているが、最近出雲大社の平成の大遷宮記念として特別に作られた螺鈿細工のストラップを納めていてなかなかの人気だそうだ(完成間近のものを分けていただいた)。
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自分のこれからをいろいろ考えさせられた今回の帰省であった。




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