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1016「高御位山」登山@兵庫県加古川市&高砂市 [山歩き]

「高御位山」から見た播州平野。
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以前「平荘湖」に立ち寄った時知った「高御位山」にいつか登ろうと思いながら先延ばしにしていた。標高304.2mの山だが、日を遮るものがないので真夏にはやめた方がいいと書いてあったからだ。3週間前にそろそろいいかなと思って出掛けたが、出遅れたのと気温が意外に高かった(30℃)ので断念し、「鹿嶋神社」などを下見しただけで帰ってきた。今回は再トライである。前回「氷ノ山」に登ってからもうふた月近くになる。

高御位山(たかみくらやま)は、兵庫県加古川市と高砂市の市境に位置する山で、別名は播磨富士。東播磨丘陵地高御位山系の連峰は播磨アルプスと呼ばれることがある。縦走コースが普通らしいが、例によって最も短いコースを選ぼうとした。といってもはっきり決めていたわけではなく、拠点を東寄りの「北山鹿島神社」の駐車場に決めた。
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車を置いて神社にお参りして9:30に出発したが、神社の裏手から「小高御位山」を経由して「高御位山」へというコースは長そうなので、長尾登山口からの最短ルートを選んだ。急峻だがそれでも300mだからと高をくくっていたのだ。車道を歩いて登山口の方へ。ため池に白鷺が飛来していた。
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田んぼにはコスモスも。
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正面からの「高御位山」。中央の鉄塔辺りを登るのだろう。
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ズームすると登っている人たちの姿が。
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登山口の標識。だが字はほとんど読めない。
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竹やぶの中のトンネルを通って登山道に入る。
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竹やぶを抜けるといきなり岩場に。
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どうも山全体が岩で出来ているような感じである。
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とりあえず中腹の鉄塔を目指す。
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こんな急坂を這うように登る。ステッキは邪魔になるが登山靴は必要だね。
10:10鉄塔到着。ここでもかなりの見晴らしである。
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向こうの山麓に見える鳥居は「鹿嶋神社」のものだろう。
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目指す山頂。ズームすると近いんだけど。
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更に一枚岩の斜面を登る。右手に迂回路があるようだが、知らなかったので最もハードな直登コースを。
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11:10山頂手前の祠に到着。「天乃御柱天壇」とある。「九鬼文書」の九鬼家が建てたものらしい。
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三角点は少し東の「高御位神社」裏手にあるらしい。
東を見ると。
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西を見ると。
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なかなかの大岩であるなあ。端っこにはよう行かんけど。
「高御位神社奥宮」。日曜日なので多くの登山者や家族連れが。
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神社のそばの「磐座」。ここが一番高いのではないか。
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wikiでは「頂上には岩場を磐座としていた高御位神社があり、高御位の名前も神座、磐座から転じたと考えられている。」とある。

ここからは播州平野から瀬戸内海まで遮るものがなく見渡せる。
右手には家島諸島。
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左手には淡路島と明石海峡大橋が。
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※この写真は「観石万歩」さんのブログからいただきました。こんな写真が撮れたらいいな。
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http://kansekimanpo2.okunohosomichi.net/ten1128takamikurai.html

東の方に下山道があり、広い岩場で昼食を摂る人たちも見える。
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この岩場から右手の方に下りていくべきだったのだが…。

さて、とっとと下りようと上から見えていた岩場まで来たが、もう一度登り返して「小高御位山」経由で縦走する気はなかったので、とにかく下りて右手に分岐があれば更にそちらに下りようと思っていた。途中下から登ってきたおば様が「この道は『けもの道』で、もう一つ石段の参道があるのよ」と言われたが「そうなんだ」と思っただけであった。
上りに負けないくらい急峻な坂を下り、12:50参道との分岐に出た。あと少し。
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13:00麓の神社に到着。「やっと着いた」と思ったが様子が違う。
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よく見ると、「北山鹿島神社」ではなく「高御位神社」ではないか。どうも北側の成井に下りてきたらしい、とやっと気付いた愚か者であった。ガイドブックではルート以外の道はほとんど書いてないことが多いし。後で見たこんなマップがせめてあったらな、とは後の祭り。
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さて、このあとどうやって駐車場まで帰ったでしょう。
1 もう一度分岐まで登り返し、元の場所に帰った。
2 分り易い場所に移動して、タクシーを呼んだ。
3 宝殿駅までバスで行き、そこから駐車場にバスで帰った。
まあ、答えは言わぬが花ですな(笑)。
いろいろ失敗はあったが、様々なコースがあり、それぞれ見どころもあるようなので、また来てみたい山になったと思ったことだよ。
見晴らしの良さから、初日の出の名所にもなっているらしい。webから写真を一枚。
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朝出るときに用事を言いつかっていたのを思い出し、以前行った「にじいろふぁ~みん」に立ち寄って、唐辛子とそば粉を買って帰った。
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