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台風12号 “異例”のコース [日々の雑感]

台風通過翌日の住吉川。
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今回の台風のコースは異例ずくめだったようだ。台風は左巻きに風を起こしているが、自らの力で移動するわけではない。だから偏西風などに依ってほぼ西から東へ移動するのが通常の動きである。

今回はなぜこのようなコースをたどったのか。知識もない聞きかじりではあるが自分の備忘録としてメモしておきたい。今回の台風もその前の長期豪雨も温暖化による異常気象の一例なのだろうか。だとするとこれからも更に同じような異常気象が日本列島を襲うのかもしれない。もう想定外とばかりはいって居れないような気もする。

西日本豪雨がやっと終息して少ししてから、気象情報で日本列島の東西に高気圧が張り出していて、列島中央部がエアポケットになっているという指摘があった。そこに何らかの異常気象が押し寄せる可能性があるかもとの口ぶりだった。そして南海上のはるかかなたに発生した熱帯低気圧が、今回のようなルートをたどりそうだということは、かなり前から予測していたように思う。その意味では今回の台風のコースの予想は非常に正確だったと言えるのかもしれない。

7月26日から4日分の天気図を並べてみると、台風が東の太平洋高気圧と西北のチベット高気圧に挟まれて北上していくのがよく分かる。
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台風進路図。
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上陸して近畿方面までやってくると、今度は四国沖にある寒冷低気圧(「寒冷渦」?初めて聞くが)に引き寄せられるように、中国→九州に移動していっている。そこから先は周りの力が拮抗しているので停滞するという具合なのだろうか。

7月28日(土)の夕景。この夜遅く近畿地方を襲うという事だが、嵐の前の静けさである。
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7月29日(日)の午前中の住吉川。夜中にかなり降ったようだが、朝になるとほぼ雨は上がっていた。さすがに夜中に見に行くという暴挙は控えた(笑)。国道2号線のあたりは前の豪雨で土砂が溢れている箇所があって、遊歩道は冠水していた。
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下流の方も水はやや引いていたが、夜中は遊歩道にも水が溢れていたようで、流木などが打ち上げられていた。
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上流の山手幹線の上あたりに、土砂が押し寄せて水流がふさがれている箇所があったが、今日見ると全ての流路が通っていた。補修工事をしたんだろうな。
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今日(7月31日)の夕方、住吉川をウォーキングしていると、図書館から川に下りるところに「災害復旧工事のため8/1~10/31の間遊歩道は通行できません」とあった。
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しばらく歩けないのは寂しいが、仕方がないな。部分的な通行止めでも何とかなるんじゃないか、などとこの期に及んで往生際の悪いこと限りなし。

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0727 "Naomi & Hashi"LIVE @ 神戸ホンキートンク [ライブ鑑賞]

0727 "Naomi & Hashi"LIVE @ 神戸ホンキートンク
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連夜のライブ鑑賞、この夜は自分もバンドで演奏している神戸ホンキートンクへ。
"Naomi & Hashi" はもともと "TODAY" という名で長らく活動をされているブルーグラスバンドのメンバーのお2人ですが、最近はカントリー・デュオとして活動されることが多いようです。「浪花の夫婦バンド」ならぬ「神戸の夫婦カントリー・デュオ」といったところですね。
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同じお店で長らく演奏していながら、なかなか他のバンドを観る機会が持てないのは、ひとえに怠慢と言わざるを得ないところですが、このバンドの演奏を聴くのもずいぶん久しぶりのような気がします。

Hashi さんはDobro弾きという認識だったので、ドブロとギターを持ち替えて…、と予想していたのですが、ずっとギターで、電気を通しているとはいえアコースティックギターで弾き通しておられて、その音はカントリー・ギターそのものだったことにびっくりしました。
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ナオミさんの歌もハイトーンののびやかな声で、ブルーグラスもいいけど、ゆったりしたカントリーの曲は更にいい感じだなーと思いました。初めて聴いたとき、ケイト・ブッシュみたいな声だな、と感じたことを思い出しました。ケイト・ブッシュの曲も聴いてみたいと思ったことだよ。
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初めのころは、ややお客さん少なめで、あちこち席を移動しながら聴いていましたが、少し経ってから女子会流れの?美女軍団が入って来られて、一転華やかな店内になり、演奏も更に盛り上がってきました。やはりお客さんあってのライブですな。私もせっかく来たからと2曲ほど歌わせて頂きましたが、カントリー・ギターをバックに気持ちよく(酔っ払いですが)歌わせていただきました。その後来られていた美女軍団(関西屈指のカントリー・シンガー達だったみたい)の中のお2人が、ゲスト・シンガーとして歌われました。お2人ともすごくお上手で、更にお得なライブになりました。
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前から聴きたいと思っていた、リン・アンダーソンの "Rose Garden" をリクエストしたら応えていただいてよかったです。前から歌おうと思いながらうまく歌いこなせず、放っていた曲なので、目の前で難なく歌っているのを聞いてファイトが湧きました(笑)。あ、"what a little moonlight can do" もリクエストしとくんだったと後で思ったけど、これは次の機会にとっておこうと思ったのでした。

二夜連続でライブを観ることになりましたが、それぞれ感銘を受けるとことがあって大いに刺激になりました。

Kate Bush - Night Of The Swallow
https://www.youtube.com/watch?time_continue=113&v=Eq-5TvY4BEA





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0726 "TKO (Tripple Knock Out)" 観賞@ Abilene(神崎川) [ライブ鑑賞]

"TKO (Tripple Knock Out)" LIVE !!
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「3人のスーパーミュージシャンが演じるパフォーマンス」ということでこの夜行われたライブ。実は翌日も別のライブを観に行くつもりだったので、この日は自重して遠くからご成功を祈る…、つもりだったのですが、5時半ごろ住吉川をウォーキングしようと川に向かって歩き出した時、ボーカルのオッピ先輩からメッセが。見ると、「緊急help 拙者、さっきから声が出なくなりました。今日来ますか?歌ってください!!」とのこと。最初は新手のジョーク?とも思ったのですが、大先輩の依頼なので急遽家に帰り、準備をして開始時間ぎりぎりにお店に行きました。
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オッピさんは身体は元気そうでしたが、ひどいしゃがれ声でやっと声が出るといったご様子でした。とりあえず歌うけど、途中で交代してほしいとのことで、演奏が始まりました。高い声はまず出ないようで、選曲もかなり変えたようでしたが、そこは歴戦のつわもの、サッチモみたいと言われながら、R&Bのような歌い方で、今まで聴いたオッピ節とは全く違う、素晴らしいパフォーマンスを披露されました。
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"House of the Rising Sun" や "Ol'55" "Georgia On My Mind" "Me & Bobby McGee"など、しゃがれ声ならではの味わいのある歌々を聴くことができて、本当に災い転じて…という感じがしました。自分も枯れた声だったらこんな曲をしたい、と思うことはよくあるので、声がボイスチェンジャーのように切り換えられたらいいのにねえ、と冗談交じりに言ったぐらいでした。バックのお二人もこれまた歴戦の勇士なので、急に曲が変わっても顔色一つ変えず、素晴らしい演奏をしていました。
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この日は明石の Tree Top のママさんや、先月の "Hobo & Ohya" でもティン・ホイッスルを吹いてくださったユミさん、マンドリンのH井君などゲストのお客さんもたくさんいて、私が助っ人として行く必要もないぐらいでしたが、それでも都合5曲ほど歌わせていただきました。
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それにしても先月はナターシャ・バンドの助っ人と、このところ助っ人しかも当日午後の依頼が続いて、声をかけていただけるのはありがたいことなのですが、よっぽど暇と思われているのか(実際ヒマなんですが)とやや複雑な気持ちになったことだよ。
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とりあえずこの夜のインスト曲を一曲。
Lonesome Moonlight Waltz - Sadao Ohya , Jirou Kokubu
https://www.youtube.com/watch?v=nUDD08NuECU


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ライブ予告“THE SELDOM O'GENE”(8月24日)@Abilene(神崎川) [バンド]

“THE SELDOM O'GENE”@Abilene(神崎川)
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たまに姿を見せるオジーン・ブルーグラスバンド、お盆の明けた8月24日(金)に神崎川のアビリーンで演奏させていただきます。
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毎回少しずつメンバーが変っていますが、今回のメンバーは1月にダートマス(甲子園)で演った時のメンバーです。新たな曲も何曲か用意しましたので、是非足をお運び下さい。今回のハイライトは宮永氏が過去の悲しい思い出を胸に切々と歌う "Small Exception of Me" (小さな例外)ですね。
よろしくお願いします。

0519 Kaz Camp での演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=BUa1ZSKBb_E

フライヤーです(クリックすると少し大きくなります)。
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新たにこんな曲もやるかも(予定ですが)
Fox on the Run (A)  Age (F)  California Cottonfields (B♭)
Small Exception Of Me (B♭)  What Am I Doing Hanging 'Round (A)
Summertime (Gm)  It's a Sin to Tell a Lie (C)

翌週30日(木)の "Hobo & Sadao Ohya" @Abileneと近い日程となってしまいましたが、かなり趣向が違うのでどちらも楽しめると思います(笑)。
こちらの前回レポートはこれ

ABILENE
大阪市淀川区新高2-16-12
06-6399-5335(阪急神崎川駅から徒歩5分)
http://abileneishibashi.web.fc2.com/
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1月のダートマスでのライブ・レポート
https://hobot2.blog.so-net.ne.jp/2018-01-21
神戸新開地音楽祭(0512)
https://hobot2.blog.so-net.ne.jp/2018-05-13
Kaz Camp(0519箕面市新稲 野外活動センター)
https://hobot2.blog.so-net.ne.jp/2018-05-22


<おまけ>0721に近所であった花火大会の一こまです。花火は難しい。
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0718「プラド美術館」展@兵庫県立美術館 [展覧会]

0718「プラド美術館」展@兵庫県立美術館
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「プラド美術館」は1819年に王立の美術館として開設された世界屈指の美の殿堂だそうだ。6月の終わりごろに、学芸員による解説会と観覧チケットがセットになったものが手に入ったので行ってみた。その日は土曜日でジブリ展もあってごった返していて、解説会だけ聞いて観覧はまた別の平日に行こうと思っていたら日が経ってしまっていた。その上、撮っていた写真のSDカードが読めなくなってしまって、それを何とかしようと思ったがどうにもならなかった。SDカードのこの不具合の多さはなんとかして欲しいものだ。
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さて、豪雨の後灼熱の日が続いて、こんな日には美術館で涼むに如くはなし、と午後に出掛けてみた。シー・スクウェア摩耶に車を置いて、摩耶海岸通を歩いたのだが、二週間前と全く違って、海風に吹かれながらのウォーキングとは程遠いものだった(笑)。
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館内は前回とうって変わって閑散としていて、ゆったりとみることができた。ベラスケスの作品6点が「芸術・神話・知識・宮廷・風景…」の各テーマの部屋に一点ずつ展示されていて、彼の作品がハイライトということがよく分かった。どの絵も精密に描かれていて、素晴らしいと思ったが、この時期は宮廷画家として活動した画家が多かったためか、「風景」や「静物」のブロックの絵も必ずといっていいほど人物がどこかに配されていて、風景や静物がそれそのものとして絵画の題材とはなり得ていなかったのかなと思われた。
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ただ、宗教画のなかで「東方三博士の礼拝」などでは自分や身近な人物をモデルとしていたり、「バリェーカスの少年」のように、当時虐げられていた人々も同じ目線で描いているなど、身分にとらわれない視点も見られて、そういうところが彼らにとっての「時代の壁」を超えている、あるいは知らずに超えようとしている側面を見たような気がした。後年の印象派の巨匠マネはベラスケスを「画家の中の画家」と称したそうで、すぐ後の時代の画家だからこそわかるベラスケスの偉大さというものかもしれない。10月までやっているようなので、機会があれば(それも是非平日に)観られるとよいと思ったことだよ。
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せっかく涼しい館内で静かに絵画鑑賞できたのに、また灼熱の中車まで戻るはめになった。コンビニで「ダカラ」を買って熱中症を免れたのは言うまでもない。今度海岸通を散歩するのは秋口になってからにしようと固く心に誓ったのであった。

<参考>兵庫県立美術館HP

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「ムクゲ(木槿)」の夏 [日々の散策]

近所にあった八重のムクゲ。
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豪雨の後は酷暑がしばらく続きそうだ。暑い夏といえば「ムクゲ(木槿)」だなあ、自分にとっては。といっても名前を知ったのは、4年前ブログを書き始めた頃、この花は何かなと書いたら、宇治の友人が即座に「ムクゲ」だよ、と教えてくれたのだった。以来、この花だけは色が違っていてもなんとか分かるようになった。葉のギザギザと、枝が上に向かってすっと伸びている姿が特徴的で、芙蓉の花と見分けることができる。もっとも八重のムクゲは、なかなかそれとは分からなかったが。
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近所をウォーキングしていたら、あちこちにムクゲが咲いていたので、スマホで折々撮ってみた。
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あまり世話をしなくても力強く咲くからか、多くの場所に植えられている。排気ガスにも強いのか大きな道路の路側帯にも夾竹桃や百日紅と並んでよく見かける。
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昨日の夕方歩いていると、桔梗の花が咲いていた。
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秋の花と思っていたが、家人に聞くとだいぶ前から咲いていたよとのこと。調べると梅雨の頃から咲き始めると書いてあった。花で季節を感じることの難きことよ、と思ったことだ。


閑話休題。この2月の終わりごろに菊正宗記念館の蔵出しに行って、福袋を買った。いろいろ入っていてお得な福袋だったが、「すだち冷酒」は、以前一度買って飲んだとき、やや人工的な味にお口が合わなくて、飲み終えることが出来なかった記憶があった。スダチの絞り汁を足したりしてみたが、フィットしない。しばらくほってあったが、この暑さの中で?ふと思い立って、近頃流行りの「強炭酸」で割ってみると、スッキリ感が強まって飲めるようになった。
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アルコール度10度なので、炭酸で割るとちょうど缶酎ハイぐらいになる。処分するしかないかなあ、と思っていたのでよかった。

あれこれ工夫して、この未曾有の酷暑を乗り切りたいものではある。

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0710 豪雨の後の「住吉川」 [日々の散策]

0710やっと雨も上がり、夏空になった。
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今回の西日本の豪雨災害は実に甚大なもので、犠牲になられた方々には謹んでお悔やみ申し上げます。また被害を受けられた地域においては一日も早い復旧がなされるよう願ってやみません。

今回の豪雨は、風もなく雨がひたすら続くというもので、途中まではこんなに被害が大きくなるとは正直思っていなかった。被害が大きくなることが予想される中、宴会をしてTwitter に上げていた政府首脳の体たらくは論外であるが、被害に遭われた地域の方のコメントにも「まさか自宅が浸水することになるとは」という意見が少なからず出されていた。岡山あたりも前年の広島の災害を知っているなら、もう少し備えの気持ち、危機感があってもいいのではないか、と後になって思うが、そうはならなかったりするのが現状である。

考えたら、自分が罹災した阪神淡路大震災の時も「まさか自分の住んでいるところが」と思ったし、その後の東北・熊本の地震や広島の水害など、いつも起こった後で「こうするべきだった」ということになるのはなぜなんだろう。いつまでも「想定外だった」ということで済ましていてはいけないのだろうと思う。今回の豪雨では「避難指示」の重大さが浸透していなかったという意見も聞く。指示の徹底は今後の課題であることは言うまでもないが、我々の心のどこかに「自分(たち)だけは大丈夫(かも)」という変な楽観意識が潜んでいることも事実のように思われる。最低限自分の住んでいる地域が地震や津波や洪水に見舞われたら、という目を日々持ち続けることは必要なのではないだろうか。

先日、豪雨の中見に行った住吉川には、その後何度か様子を見に行った。もちろん近くの芦屋川も含めて。住吉川は、六甲山からの急な水の流れゆえ、多くの土砂が下流に流され、天井川になっている。雨が降ると急に水かさが増えるが、引くのも早い。だから危険だともいえる。今回は夜のうちから降ったので、鉄砲水で遊歩道を歩いている人が被害を受けることはなかったようだが、そうでなかったら都賀川の被害のようなことが起こっても不思議はないように思った。

1938年の阪神大水害を受けて、堤防などの強化が図られてきたのだろうが、市街地を流れる川なので、現状を維持しながらの河川改修は難しかったんだろうなと思われる。水の引き始めた川の様子を写真で示しながら、思いついたことを書き留めてみる。
阪神大水害の頃の写真(ブログ「アリラン峠の石神」より引用)。
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上の写真とほぼ同じ位置、白鶴美術館の辺りに大きな砂防ダムがある。上流には更にいくつかのダムがあるが、ここが一番下のダムである。
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今回は土石流のような事態にはならなかったようだが、ダムの上はさほど余裕があるようには見えなかった。今後底を浚ったりする必要があるのかな。
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ここから河口に向けて両岸に延びる遊歩道(清流の道)は、1960年代、渦森山を切り開いて渦森台団地を造成する際、川の両岸の河川敷の部分に専用道路を建設し、土砂を運搬した(通称「ダンプ道路」)が元になっているようでる。
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R2の少し上のところで川はかなり様相を変えている。
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ここは明治初期に下をJR(昔の省線)の線路が通された個所だ(これは芦屋川も同じ)。そのためか川筋は細くなり、勾配も急になっている。
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R2から見上げたところ。
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一方、その下の国道2号線は、川の東西のの勾配を可能な限り小さくするべく、川底を底浚いした。そのため河床が段々化されていて現在の形状になっているのだと知った。今回の豪雨で神戸も総雨量が500mm近くになったようだが、これが1000mmを超えていたらどうなっていたか分からなかったと思われた。
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ここは最後まで遊歩道に水が溢れており、上から流された岩や剥がれたアスファルト・コンクリートの破片が散らばっていた。
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ここから下はそれほどの損傷もなく、清らかな流れが戻りつつある。草木も豪雨以前の状態に戻りつつあるように見えて、自然の復元力(復原力?)には驚くばかりである。但し、限界を超えた災害の場合はその限りではないが。
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心なしか川底がきれいになったような。
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時々夕方に見かけていた、ウクレレのおっちゃんも復活。
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カラスウリがもうけなげに咲いていた。
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夏の空復活。
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今回の住吉川の場合、なんとか大きな被害は免れたが、土砂や流木などにせき止められて、水が川から溢れる事態も十分考えられたようにも思う。その際は天井川であるため東西の家屋に被害が及ぶことは十分考えられる。日ごろからハザードマップなどを確認しておくことは住民が最低限やっておくべきことなのだろうと思ったことだ。

<参考>
東灘区の洪水ハザードマップ

テレビ朝日「ドラえもん基金」

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0708 ナターシャ・デイ@ Abilene(神崎川) [バンド]

0708 ナターシャ・デイ@ Abilene(神崎川)
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前回行ったのはいつだったかな、と自分のブログを繰ってみると1月でした。時の経つのは本当に早いと、特に近頃は感じますなあ。そうしてあっという間にくたばる時が…、などとネガティブなことを考えずに日々を大切に過ごしたいものですね(笑)。

今回は車で行くことにしたのですが、私の数少ないレパでは番手が回ってくる前に全て歌われてしまう、と思わず司会のDさんに連絡して、5番手ぐらいで予約しようと思ったぐらいでした。今回も元ナターシャのお2人がゲストで来られるとの前情報だったのですが、2時前にお店に入ると、案の定お店は既に満杯。リストにも10人以上の名が。恐るべしナターシャ・デイ。ところが、そのDさんは都合でお休みということで、代わりにいつもDさんと一緒に演奏しているテルさんが進行役を務めておられました。
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「お前も傍でギターを弾いて」と仰せつかりましたが、知らない曲も多く、足を引っ張っただけだったようです。まあ来られた方々はナターシャのお2人だけでなく手練れの方々ばかりだったので、私の出る幕はなかったのですが。
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出演されている方々は見るたびに技量が上がっていらっしゃるのにはびっくりします。私と同世代の方々が多いと推察されるのですが、皆さん日々修練されているようで、「歳をとっても咲きたての薔薇」を地で行くお姿に刺激を受けました。
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前回までは手ぶらで歌っていらっしゃった方が、今回はオートハープを抱えて歌っていらっしゃったり…。
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私はだんだんやる曲がなくなり、かといって出来る曲には限りがありということで、コードも覚束ない「朝の雨」とナターシャ以外の「ディポーティ(流れ者)」と、直前に別の方が歌われた「谷間の虹」を。コードも尺もいい加減なので一人でやりましたが、S谷さんがブルース・ハープをつけてくださって、いい感じで歌えました。
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そのS谷さんが「9ポンドのハンマー」だったかで次々とキーを変えて演奏されたのにはびっくり。前でこそっとギターを弾いてましたが、ついていけなかった。
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ナターシャのお2人は、今回も圧巻のプレイを見せていただき、お得な会でした。
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最後はバンジョー数珠繋ぎまで披露されて、まるで一つのステージのような完成度の高い?ジャム会でした。
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その日の夕景。長かった雨もようやくおさまったようです。
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<追記>
本日、ブログのアクセス数が30万に到達しました。嬉しいのですが、特に最後の1万はたった10日あまりだったので、何か狐につままれたようでもあります。急に読者が増えたわけでもないと思うのですが。去る6月12日にブログのプロバイダーさんが「常時SSL化(URL:http⇒https)」にシステムを変更したらしく、その影響でカウントの仕方が変ったのかもしれませんね。まあ、ここは素直に喜んで今後も精進したいと思っておりますのでご愛顧のほどを。

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0705 濁流の「住吉川」 [日々の散策]

0705 濁流の「住吉川」。
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前日の夕方、川床に咲いていた「クロコスミア(モンドブレチア)」。もう流されたかなあ。
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阪神間で朝から出ていた大雨警報は、午後になっても解除にならなかった。買い物に出たついでに住吉川の様子を見てみた。前日の夕方ウォーキングした両岸の遊歩道の上に濁流が溢れていた。
数年前の夏の台風の時より雨量は多いのではないか。あの時は風が強くて写真どころではなかったのだが、上流(山手幹線の少し上)から下りながら、いくつか写真を撮ってみた。一応記録のために。
増水した時の川の怖さを垣間見た気がした。
白鶴美術館の少し下あたり。
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阪急の線路付近。
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R2の下流。
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R43付近。
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数日前の住吉川。違いが分かるかな。
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FBに上げた動画のリンクを試してみる。
https://www.facebook.com/teramoto.hobo/videos/2017999475130848/

これ以上雨が続くとどうなるんだろう、と不安になる。まだ上の道路はかなり高いところにあるように見えるが、前日まで下りていた階段の下まで水が来ているので、知らずに歩いたりすると危険だということがよく分かった。何組かいたカルガモの親子は無事避難したのかな?

一方、芦屋川のR43付近の様子は?
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いつもはほとんど水がない所だ。R43のアンダーパスが通行止めになっている。週末まで雨が続くと言っている。数年前氾濫した嵐山のあたりもかなり危険な状態のようだ。

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0701森林植物園の「紫陽花」@神戸市立森林植物園 [日々の散策]

森林植物園の「紫陽花」。
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大雨の翌日、蒸し暑かったので、まだアジサイは大丈夫かな、と「森林植物園」に行ってみた。ウォーキングも兼ねて。下界は朝9時過ぎでもう29℃だったが、山の上は4℃ぐらい低かった。駐車場に行くと例によって「65歳以上ですか」と聞かれる。入園料が無料になるらしいが、4年前に行ったときも同じことを言われて若干閉口したのを思い出した。そんなに年寄りに見えるのかなあ。今回は「あと半年で有資格者になります」と明るく答えておいた(笑)。
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メタセコイアの並木を抜けて、手前にある「西洋アジサイ園」に行く。
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こちらもなかなかの規模である。
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初めは名前を確かめながら写真を撮っていたが、だんだん分からなくなって、無心に観賞することにした(笑)。HPを見ると主な種類が書いてあったので載せておく。写真を見てどれかな、と考えていただければ幸甚。「ヒメアジサイ・コアジサイ・ガクアジサイ・シチダンカ・キヨスミサワアジサイ・アナベル・カシワバアジサイetc.」
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ここからが西洋アジサイのコーナーだったかな。分からなくなってきた。
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だいぶ絞ったつもりがたくさん並べてしまった(苦笑)。
元に戻って南側に移動する。
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「長谷池」の方に向かうと左側にアジサイが並んで咲いていた。
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途中に赤いタワシのような花があった。後で調べるとオーストラリア原産の「ブラシノキ」というそうだ。
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そのまんまの名前だね。
長谷池には、スイレン・アサザ・コウホネが咲いていたが、コウホネはよく分からなかった。
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珍しい種類のアジサイのあるコーナーへ。
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展示館前に戻ると、七夕の飾りがあった。
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気温は下界より低かったが、雨上がりで蒸し暑く、弓削牧場のソフトクリームだけを食べて、昼頃に下界に下りた。せっかく高地に来たのに車の冷房が心地よいなんて。やはり急に暑くなったので身体がついていけないのだ、と思ったことだ。

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神戸ホンキートンク7月のスケジュールなどなど [神戸ホンキートンクライブ日程]

夏越の祓の「茅の輪くぐり」@綱敷天満神社(石屋川)。
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30日は「茅の輪くぐり」だと少し前から思っていたのに、ほぼ忘れていて、薄暗くなってから駆けつけました。なんとか今年前半の「穢れ」を祓うことができたのかな。梅雨も早く明けそうですし、これからの酷暑を乗り切るべく、体調を整えたいものですね。
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我が家のゴーヤのカーテンもいつもより早いようで、花ももう咲き出しました。
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さて、今月のライブ(演奏)ですが、
7月15日(日) 
HOBO & New Bohemians @神戸ホンキートンク 19:30 スタートです
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隔月の第3日曜日にやっているバンドです。新曲も少しずつ増えていますので、是非お出でください。
前回のレポートはこちら

神戸ホンキートンク7月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。初めて名前を見るバンドもいくつかあるようですので、是非お店にお問い合わせを。

神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/mutsuko_2005_7_9_0423
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神戸ホンキートンク7月のスケジュール
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(クリックすると少し大きくなります)

また門戸厄神の「壱服庵」でも週末限定でライブをやっています。こちらもよろしく。
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7月イヴェント予定
http://ippuku-an.at.webry.info/201806/article_1.html

それでは、今月もよろしくお願いいたします。

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